タイトルにあるのは第二子出産時の話です。
長男を出産した時のことも振り返りながら次男の出産について綴ります。
余裕で迎えた第一子の出産予定日
第一子の時は、予定日を過ぎても全然産まれる兆候が無かったんですね。
あまりに出て来る気配が無いもんだから、出産予定日に美容院へ行って髪を切ってもらっていました。妊婦の私に「いつ生まれる予定なんですか~?(ニコニコ)」と聞いた美容師さんに「今日が予定日なんですけどねぇ~」と答えた私。
美容師さんひいてました。
「じゃぁ、急いで髪切りますね(汗)!!」と言ってハサミを通す美容師さん。
そりゃそうですよね。ごめんなさい、美容師さん。
第一子は予定日を超過して産まれた
予定日を超過して3日目
「明日から入院しましょう。準備して来てくださいね」と病院で言われ、翌日から入院しました。
入院してまずバルーンを入れたけどお産が進む気配なし、その後誘発剤を飲んだけどこれまた進まず、最終的に促進剤の点滴でようやく陣痛が来て、長男は産まれました。
そんな訳で、第二子の予定日を間近にして私には不安がありました。
「おしるしってどんなんだろう」
「破水って自分で気づけるだろうか」
「どの程度の陣痛で病院へ連絡したらいいんだろう」
どれも感覚がわからないので、自分で判断できるのか心配でした。
ちょろちょろ破水って何?
いろいろな不安が出てきた私は、臨月にネットであれこれと調べまくっていました。
調べてみて一番気になったのが「ちょろちょろ破水」という言葉。
ネット記事には、『おりものなのか尿漏れなのかわからない程度の破水の量だけど、気づかず過ごしていると危ないよ、胎児にリスクあるよ』そんな風に書いてあるのを読んでいたので、その点には注意深く意識していました。入浴中に椅子に座って体を洗い終わった後立ち上がった時に、お腹と太ももの間に溜まっていたお湯が流れただけなのに「これってちょろちょろ破水かなぁ・・・わからない・・・」と悩みました。ネットには、臭いで判断とか、身体動かすたびにちょろちょろ出て来るなど、いろいろ書いてありましたが、程度がわからないしなぁ・・・多分これは違うよな?と思いながら次の健診を待ちました。
第二子の出産予定日3日前の過ごし方
予定日は月曜日でした。
休日時間外出産は出産費用が加算されるから土日は嫌だなぁ、そんなことを思いながら迎えた予定日3日前の金曜日。直近の診察の時も子宮口の開きはまだの様子ということで、出て来る気配も無さそうだし、運動がてら息子と近所の山を登ってお茶でもしてこようかなと思い立ちました。5歳の息子を連れて40分かけて近所の山を登りました。当時年中だった息子は、保育園の遠足で高尾山を登ったこともあったので、これぐらいの山登りだったらできるだろう、と一緒に出掛けました。
妊婦と5歳児の歩くスピードはちょうど同じくらいでした。程よい運動になり、帰りは母に車で迎えに来てもらい車で帰りました。帰宅後は、気休め程度の股関節の運動もしてみました。
促進剤と陣痛について
促進剤はできれば避けたいと思っていました。促進剤の点滴の末に陣痛がきて出産をした長男の時は知りませんでしたが、促進剤の陣痛は自然な陣痛よりもきついらしいんです。私の場合、例えるなら「どっかんどっかんした陣痛だった」という感じです。なので自然な陣痛ならキツさも軽減するのかもしれない、そんな期待がありました。
ちなみに長男の時の出産を振り返った時「どっかんどっかん」の記憶はあるのですが陣痛の辛さに関する記憶は不思議と薄れていました。辛かった、というのは何となく覚えているのですが、私の場合は陣痛よりも、つわりのつらさの方が記憶に強く残っています。「陣痛の辛い記憶が残ると次に子供を産みたくなくなるから、女性はそれを忘れるようにできているんだよ」と言う人もいました。なるほどなぁ、と思いました。
そんな訳で、予定日目前の私はビビってました。1人目の時は、何もかも初めての知らない事だらけで楽観的だったのに、2人目は、なまじ知識があるもんだから怖い。
山登った翌朝布団が赤く染まった!
前日の山登りから翌日の朝を迎えた私は、6時過ぎに目が覚めました。その時に違和感を感じた私は(あれ?おりもの?いや、ちょっと量が多いかも、これ破水かもしれない。とりあえずナプキンを当てないと)と思って立ち上がったら、ドバドバーっと流れでました。
マズイ!布団が濡れた、と思って見たら血!!!?鮮やかな赤い水で布団が染まってしまいました。
寝ていた母を起こして、何とかタオルを当ててトイレへ行きトイレで座ったまま病院へ電話をして状況を伝えました。電話では「朝ごはん食べて7時半頃を目安に入院準備して来てくださいね」と言われました。陣痛も無ければお腹の痛みも無い事を伝えたからでしょうか。落ち着いた感じの対応で私もいったんは落ち着いたものの(ナニコレ、出血なの?破水なの?なんなの)と不安を抱えつつ、しっかり朝ごはんを食べて病院へ向かいました。
不安な気持ちを抱えたまま入院へ
病院に着くとまずは助産師さんが診てくれました。その時に陣痛があるか聞かれ「ないですかねぇ」と答えました。その後先生に診察してもらい「まだ子宮口5㎝くらいかな、24時間以内には自然分娩でいけるでしょう」と言われて去ろうとしている先生に「あの、あれって破水だったんですかね?」と質問しました。透明な水じゃなかったんですよ。赤い血の色だったので私は不安でした。その後、試験紙で調べた結果、先生は「うん、水だね」と言いました。出血か不安だったのですが、破水でした。
先生に詳しく聞かなかったので未だにあの血の色がなんだったのかわかりません。血が混じっただけ?
その後、モニターをつけて陣痛の進みをチェックしてみると「これ陣痛きてるねぇ」と助産師さんに言われました。自分では、陣痛のハリなのか、単なるハリなのかわからなかったのですが、どうやら陣痛のハリが来ていたようです。とりあえず、部屋に戻り陣痛がもっと進んだらナースコールをするように言われ昼食の時間が来ました。
入院中のお楽しみ
部屋に運ばれた昼食を見て、テンションが上がりました。ここの病院を選んだ理由の一つの入院中の食事です。長男の時も食事とおやつが毎回のお楽しみで癒しでした。
さて昼食を食べ、おやつも食べ、夕方はモニターをつなぎ、また部屋に戻って夕食食べ、テレビ見ながら過ごしていると少しづつ陣痛が強くなってきました。
陣痛から出産まで
分娩台に移ったのは、11時過ぎだったと思います。もー、とにかく早く出てきて、辛い、早く終わらせたい。そんな感じでした。
で、産まれました。深夜0時14分
気になっていた出産費用は休日時間外深夜分娩のコンボ加算!!となりました。
先生は「24時間以内に自然分娩で生まれましたね」とおっしゃいました。先生!お見事です!
出張中の夫に連絡をすると朝の新幹線で来るとのこと。加算コンボは避けたかったけど、夫にとっては、ちょうど休日の朝に新幹線で来ることができたので良い時間だったのかも
ということで、一人目と二人目のそれぞれ異なる出産についてのお話でした。